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日本では身近な娯楽として親しまれているパチンコ・パチスロ。しかし、海外ではその立ち位置や扱いが大きく異なります。
近年、「ベトナムにパチンコ店があるらしい」「海外でも日本式パチンコが打てる?」といった噂がネット上で話題になることも増えてきました。
本記事では、ベトナムにおけるパチンコ・パチスロ事情について、
法律・実際の店舗状況・グレーゾーンの実態・注意点まで詳しく解説します。
ベトナムではギャンブルは原則違法
賭博行為は基本的に禁止
ベトナムでは、ギャンブル行為は原則として法律で禁止されています。
例外として認められているのは以下のようなものです。
- 国営宝くじ
- 政府が認可した外国人向けカジノ
- 一部の競馬・スポーツベッティング(制限付き)
つまり、日本のパチンコのように「一般国民が自由に遊べる賭博娯楽」という文化は、ベトナムには存在しません。
パチンコ・パチスロの法的位置づけは?
明確な規定は存在しない
意外にも、パチンコ・パチスロ自体を明確に規制・許可する法律は存在していません。
そのため、以下のような扱いがされています。
- 遊技機そのもの → 「電子ゲーム機」「娯楽設備」
- 換金行為 → 違法ギャンブルと判断される可能性が高い
つまり、
👉 「遊ぶだけ」なら合法になり得るが、「お金に換える」時点でアウト
という非常にグレーな立ち位置です。
実際に存在するベトナムのパチンコ店
合法をうたうパチンコ店舗
近年、ハノイやホーチミンを中心に、
日系企業が関与する「合法」をうたったパチンコ店が存在していることが確認されています。
これらの店舗は、
- 「公共向け電子ゲームサービス」
- 「アミューズメント施設」
として事業登録されており、
建前上はゲームセンター扱いとなっています。
ただし、
- 現金換金は行わない
- 景品交換のみ、もしくはポイント制
といった形を取っているケースがほとんどです。
グレーゾーンで運営される店舗も存在
一方で、表向きはゲームセンターとして営業しながら、
- メダルや景品の裏換金
- スタッフを介した非公式交換
といったグレーな運営が行われているケースもあると言われています。
これらは摘発対象となる可能性があり、
観光客や在住外国人がトラブルに巻き込まれる例もゼロではありません。
完全に違法な「裏パチ・裏スロ」
都市部では、
- 会員制
- 紹介制
- シャッター街・雑居ビルの一室
などで営業する完全な違法パチンコ・スロット店も存在すると言われています。
これらは明確に違法賭博であり、
- 警察の摘発
- 罰金・拘束
- 外国人の場合はビザトラブル
に発展するリスクが高いため、絶対におすすめできません。
日本の「三店方式」は通用するのか?
結論から言うと、
ベトナムでは日本式の三店方式は存在しません。
日本独特の、
- パチンコ店
- 景品交換所
- 景品買取店
という仕組みは、
ベトナムの法律・商習慣には当てはまらず、
そのまま導入されているケースは確認されていません。
ベトナムでパチンコを打つ人の客層
主な利用者は外国人
ベトナムのパチンコ・パチスロ店の利用者は、
- 日本人駐在員
- 韓国人・中国人居住者
- 一部の観光客
が中心です。
一般的なベトナム国民にとって、
パチンコはほとんど馴染みのない娯楽であり、
日本ほどの認知度や文化的浸透はありません。
ベトナムでパチンコを打つ際の注意点
法的リスクを理解する
- 換金が絡む時点で違法になる可能性
- 摘発時は「知らなかった」では済まされない
安全面・金銭トラブル
- 非公式店での詐欺
- レート不明瞭な交換
- 警察介入による営業停止
特に旅行者は、
「海外だから大丈夫」という認識は非常に危険です。
ベトナムのパチンコ事情を正しく理解しよう
- ベトナムではギャンブルは原則違法
- パチンコは明確な合法・違法ラインが存在しない
- 遊技のみなら合法扱いのケースもある
- 換金が絡むと違法リスクが一気に高まる
- 主な客層は外国人で、一般国民には浸透していない
ベトナムでのパチンコは、
「日本と同じ感覚」で楽しめるものではないという点を強く意識する必要があります。



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